<< 創価学会の利善美 | main | 佛は天に菩薩は神になってしまった >>

天とは

2017.02.04 Saturday | by kawa-su

十界は鳩摩羅什の法華経には入っていないが、天台大師の一念三千論では重要である。

十界は声聞、縁覚、菩薩、佛の四聖と地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道に分かれている。

世界の宗教は天を最上位としている。仏教はその天とは別に四聖と言う世界を創った。しかし、今の仏教はそのほとんどが団体宗教なので天を佛として、天を目指す宗教となっている。

この世界は欲でできている。

欲を否定するとこの世界では生存できない。

生きた物を食べると言う行為無くしてこの世界では生きていけないし、食べたいと言う欲求自体が欲そのものである。

この世界には三大欲があり、その三大欲を満たさなければ生きていけないようになっている。その三大欲とは食欲、性欲、睡眠欲である。それ故、この三大欲を断つことが四聖の道だとし、古代インドではこの三大欲を断つ苦行が修行者には課せられていた。

釈迦もこの苦行をしたが、その苦行では悟れないとし、菩提樹の下で大悟を得たとされている。

しかし、そうはいってもこの三大欲を断てば神秘的体験ができることは確かで、仏教修行者はこぞってこの三大欲を断つ修行をしていた。

それが、教団宗教になるとこの苦行は意味をなさなくなり、布施と信心が重要になった。布施と信心が崇める存在は天であるため、教団宗教の信者も教祖も目指すところは天となる。

この世界の最上位は天であるため、その天を否定することはこの世界の否定にもなるために、この世界を肯定するのなら天は否定できないし、天がこの世界で生きる人の目指す存在でもあるのは仕方がないことである。


スポンサーサイト

2017.02.23 Thursday | by スポンサードリンク

Comment
Add Comment









Trackback URL
Trackback